レベルⅠ レベルⅡ レベルⅢ レベルⅣ
到達目標
  1. 看護の基本的知識・技術・態度を習得し、安全で確実な看護ケアが実践できる
  2. チームメンバーとしての役割と責任を果たすことができる
  3. 自己学習の方法がわかり、実践できる
  1. 看護過程を踏まえ、受け持ち患者の個別的ケアが実践できる
  2. チームリーダの役割を理解し、チーム内でリーダーシップを発揮することができる
  3. 研修での学びを官が実践に生かすことができる
  1. 部署内において看護実践のモデルとなれる
  2. 状況に応じてリーダーシップを発揮することができる
  3. 後輩や実習生に対する指導的かかわりを通して自己成長ができる
  1. 看護実践のモデルとなり、専門性を発揮できる
  2. あらゆる場面でリーダーシップを発揮することができる
  3. 部署内における変革者としての役割、教育的役割を果たすことができる
  4. 自己のキャリア開発に向けて計画的に取り組むことができる
看護能力 情報収集 受け持ち患者について形式に沿った情報収集ができる
  1. 患者の全体像をとらえられるような情報収集ができる
  2. 受け持ち患者の状況を判断し、意識的に情報収集ができる
  1. 優先度を考え時間内に看護ケアが自薦できる
  2. 患者の症状と反応を観察し、異常について報告・対処ができる
  3. 受け持ち患者の指導ができる
  4. 支援を受けながら緊急事態に対応できる
  5. 実践した看護ケアに対する患者の反応や変化を適切にとらえた記録ができる
  6. 患者・家族に対し、共感しようと努力することができる
  1. 主体的、客観的、また意図的、計画的に情報収集し、患者の全体像を明らかにすることができる
  2. 状況によって必要な情報を判断し、焦点を絞った情報収集を心掛けている
計画立案
  1. 指導を受けながら看護上の問題点を挙げることがきる
  2. 指導を受けながら看護計画を立てることができる
  1. 情報についてアセスメントし、看護上の問題点を明らかにすることができる
  2. 看護上の問題点をチームで共有できる
  3. 患者・家族と共に実践可能な看護計画を立案し、長期目標・短期目標が設定できる
  1. 優先度を考え、看護上の問題点に即した計画が立案できる
  2. 潜在している問題や予測できる問題について看護計画を立てることができる
  1. 収集した情報に基づいて分析し、優先度を判断した看護上の問題点を抽出できる
  2. 問題に即した計画を立案できる
  3. 特殊な、または複雑なニーズを持つ患者の看護計画を立てることができる
実践
  1. 受け持ち患者について看護計画に基づきケアが実践できる
  2. 安全・安楽を考えた看護ケアが実践できる
  3. 看護基準・手順に沿って、看護ケアが正確かつ安全に実施できる
  4. 患者・家族の言動や表情から看護ケアに対する反応を観察し報告できる
  5. 客観的データや身体上の変化を観察し報告できる
  6. 緊急時に指示を受けて行動できる
  7. 指導を受けながら看護実践の記録ができる
  1. 優先度を考え時間内に看護ケアが自薦できる
  2. 患者の症状と反応を観察し、異常について報告・対処ができる
  3. 受け持ち患者の指導ができる
  4. 支援を受けながら緊急事態に対応できる
  5. 実践した看護ケアに対する患者の反応や変化を適切にとらえた記録ができる
  6. 患者・家族に対し、共感しようと努力することができる
  1. 熟練した看護技術を用いた看護ケアが実践でき他のメンバーに指導できる
  2. 自己の限界を認識し、人的資源などを活用することで個別的な看護ケアが実践できる
  3. 緊急事態を予測し対応できる
  4. 患者の状況と看護ケアの内容が読み取れるような記録ができる
  5. 患者・家族に対し共感的理解ができる
  1. 看護実践においてほかの看護職員の人的資源(アドバイス、専門的知識、技術指導)になれる
  2. 医療リームの協力体制の確立、カンファレンスなど、多様なアプローチを組み入れて看護ケアが実践できる
  3. 緊急事態にリーダシップを発揮し対応できる
  4. 患者・家族に共感的理解を示し、良い人間関係をつくることができる
  5. チームメンバーと協力しチームの活性化を図ることができる
評価 自分の行った看護ケアについて、安全・安楽に実施できたかどうか評価できる 実践した看護ケアに対する患者の反応を踏まえた評価ができる 実践した看護ケアが適切であったかどうか評価し、チームメンバーに伝達できる
  1. 日常の看護ケアについて質的・量的側面から評価・考察し、フィードバックできる
  2. 期待される成果の到達度を判断できる(問題がどのように変化したか)
  3. 今後の方向性を明らかにしフィードバックできる
マネジメント能力
  1. チームメンバーの役割が理解できる
  2. 業務の優先順位がわかり。1日の行動計画をたてることができる
  3. 部署の特殊性と業務内容について説明できる
  4. 部署内の環境・物品について不備、不足などを報告できる
  5. 部署目標を知り、その達成のための活動に参加する
  6. 部署内のカンファレンスや会議に参加する
  7. あらゆる看護業務の経済的側面に注意を払うことができる(物品の使い過ぎ、コスト請求漏れ)
  8. 災害対策について指導を受けながら実施できる(通報、患者誘導、非常持ち出し品、火元点検、初期消火)
  9. 看護実践や自己成長のために、同僚や上司の支援を求めることができる
  1. 部署内のカンファレンスや会議に参加し意見交換ができる
  2. 部署内の環境・物品に配慮することができる
  3. 病院内の委員会活動に参加し活動できる
  4. 指示された範囲内でリーダー役割の一部を遂行できる
  5. 勤務中に生じた緊急・災害時に、支援を受けながら対処できる
  6. 受け持ち患者を通し、助言を受けながら必要な医療チームとの連携がとれる
  1. 部署内の患者状況、患者の状態に注意を払うことができる
  2. 部署内のメンバーの状況に注意を払うことができる
  3. 部署目標達成のための活動を推進する
  4. 部署内で提供される看護の質評価に参加できる(記録監査、業務改善、病棟課題への取り組みなど)
  5. 部署内の業務改善などについて創造的な意見を述べることができる
  6. 病院内の委員会活動に積極的に参加できる
  7. 部署内の物品管理ができる
  8. 日勤業務・夜勤業務の責任者(リーダー)の役割ができる
  9. 部署内の安全管理、感染予防に配慮し、整備することができる
  10. 勤務中に生じた緊急・災害時に対処できる
  11. 医療チームと協調しながら連携がとれる
  1. 部署内の活動方針作成に関与し、推進することができる
  2. 看護管理上の問題発見や解決方法を上司と共に考え、行動できる(患者ケア、チームメンバーの育成、部署の運営、他部門との連携)
  3. 病院内の委員会活動や会議の推進役になれる
  4. 地域の関連機関(医療・福祉・行政)と連携がとれる
  5. 緊急時・災害時にリーダーシップがとれる
  6. 医療チームと協調しながら連携がとれる
教育における能力
  1. 院内の教育計画に参加する
  2. 部署で特殊な知識・技術を主体的に学習する
  3. 自己の学習ニーズを明確にし、学習の目標が設定できる
  4. 社会人・職業人として常識的な行動がとれる
  5. 部署内のカンファレンスに積極的に参加する
  6. 参加した研修の報告書を期日内に提出できる
  1. 院内外の教育計画に積極的に参加する
  2. 部署で学習ニーズを満たすための計画に参加する
  3. 経験未熟なメンバーに対して、必要な知識・技術を習得するよう支援ができる
  4. メンターの役割ができる
  5. 参加した研修内容をチームメンバーに伝達し、学びを実践に結び付けることができる
  1. 専門職としての能力開発のための研修を探し、主体的に参加する
  2. 部署内の教育計画に積極的に参加し、患者カンファレンスの計画・指導ができる
  3. 看護実践に関して後輩看護師、実習生などの指導ができる
  1. 専門職としての能力開発のための研修を探し、その結果を有効に活用できる
  2. 部署の勉強会運営、新任者指導プログラムを計画し、実施できる
  3. 患者ケア、メンバー育成、病棟運営、他部門との連携に関して部署全体の指導ができる
研究能力
  1. 看護指導を受けながら、自己の行った看護を事例研究できる
  2. 実践を通して、自己の看護観が明確にできる
  1. 指導を受け、主体的に看護研究に取り組める
  2. 看護展開を研究的視点で分析できる
  1. 看護研究を計画し、メンバーと共に取り組み発表できる
  2. 部署内での問題解決に取り組むことができる
  1. 看護研究の指導・助言ができる
  2. 看護研究を推進し、院内外に発表できる
  3. 看護研究を臨床に応用できる